【ゴルフ上達Tips集#17】いちゴルでいうところの遠心力~「遠心力が大事!」というけれど。~

ゴルフ上達のためのヒントを集めた「ゴルフ上達Tips集」17回目。

今回は、ゴルフスイングで大事だ大事だ、といわれる「遠心力」について、いちゴル的な整理をします。

「遠心力」はまさにいちごる上達マップにおける「スイングの核心」ともいうべきキーワードの一つ。

いちごるレッスンではこれをどのように「考え」、そして「見て」いるのか。

これを理解できれば、自身のスイングのレベルアップのみならず、他のゴルファーのスイングを評価する視点も変わり、より適切に「アドバイスできる」ようにもなると考えています!

※ゴルフ上達Tips集はゴルフ上達マップシリーズ(全35回)の内容が基礎になっています。まだご覧になられていない方はそちらから読み進む方が上達の近道かと思います。

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いちゴルでいうところの遠心力

ゴルフ上達マップ中で、ゴルフ「スイング」の本質①として伝えてきたものが次のフレーズ。

ゴルフ「スイング」の本質①

「遠心力」と「地面からのエネルギー」

(☞【ゴルフ上達マップ02】LINK)

そこで紹介した通り、理にかなった(=再現性高くナイスショットできる)スイングを身につけていくための重要なポイントの1つとして「遠心力」を含めております。

いちゴルでは「遠心力」を、どのように伝えているか。

それがお馴染み?のこちらの動画。

【いちゴル上達マップ02】より

こちらの動画にある通り、ロープをくるくると回せている状態が、「遠心力を活かせている」状態であると伝えています。

一方で、凄くゆっくり回そうとすると、やがてロープの先端が垂れてしまい、上手にロープを回せなくなります。もしくは、ロープを持っている手を無闇に一生懸命に動かそうとしても、ロープは綺麗に回りません(しかも危ないです)。

これは「遠心力が活かせていない」状態と伝えています。

そして、ゴルフスイングにおいては、ゴルフクラブのヘッド(先端)がある種の円運動をしているようなもので、ロープをくるくる回せているときのロープの先端に働く力と同様のものが生じていると伝えています。

(正確に言うと、「数学でいうところの正確な円の軌道」を描いているわけではないので、あくまで単純化して表現しています。)

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遠心力は体感するもの~「分かる」の本当の意味。

「そうか、遠心力か!ロープのたとえは分かりやすい!」となってくれた方もいらっしゃるかもしれませんが、この時点では「頭では」確かに理解いただいたかもしれません。

ですが、いちごるレッスンで大切にしている(すなわちゴルフ上達のために大事だと思っている)のは、もう一歩先にある「理解」。

それは、ゴルフスイングをする方が「遠心力を活かしてスイングした時の感覚を体感しているか?」ということです。(頭ではなく、体で理解しているか?)

この「あぁ、これかぁ!」を、1回だけでも体験しているのと、していないのとで上達プロセス上の大きな違いを生みます。

では、それを体感する(体で理解する)にはどうしたら良いでしょうか。

ここで登場するのが【上達マップ14(☞LINK)】で紹介した「ロープ素振り」をはじめとする柔らかいものを振る系のドリルをすること。

ロープなどの柔らかいものを連続で振ったあとに、クラブ(9アイアンくらいがおススメ)に持ち替えて、同じように連続で振ってみてください(3連続素振りがおススメ)。

この時、

「クラブのシャフトがしなる感覚(時に「ぐにゃぐにゃ」に感じられる)

「クラブヘッドに重みを感じるものの、スイング全体としてはスムーズな感覚(重軽い感覚と言っています)」

「素振りするだけで、それ自体が心地よい、気持ち良い感覚」

などがあれば、それがいちゴルでいうところの「遠心力」です。

今まで、それが出来ていなかった方にとっては新鮮な感覚で、一度でも体験すれば、「あの感覚で振るには?」という風な形で、「ゴールを明確にした練習」が出来るようになります。

↓↓↓レッスン受講生が遠心力を「体感」した瞬間↓↓↓

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遠心力を「見る」

また、遠心力が働いたスイングは「見る」ことができます。

初心者のうちは、最初は遠心力が十分に活かされていないスイングをされる方も多いですが、上述のロープ素振りなどを通して、スイングが整ってくれば、徐々に(時に急に)遠心力を活用出来た、どこか美しいスイングになります。

以下が、いちごるレッスン受講生の例です。

特に、インパクトエリア以降からフィニッシュまでのクラブヘッドの動きに違いが現れますので、その点に着目していただければと思います。

いかがでしょうか?

受講生のスイングがbeforeからafterにかけて、どこか「気持ちよさそうなスイング」になったことが分かりますでしょうか?

いちごるで大切にしているのは、この「ナチュラルさ」です。

確かに、身体自体の動きを見れば、足元の足踏み動作や、頭が少し動いていたり、「プロのような完ぺきなスイング」には、現時点では程遠いかもしれません。

ですが、【上達Tips集15】クラブ意識を高めよう!(☞LINK)でも紹介した通り、いちごるレッスンでは、「クラブの動きありき」のスイングが大切だと考えております。

この観点からは、多少身体の使い方にまだ課題はあったとしても、「いちゴルでいうところの遠心力」が見て取れるスイングを追求する方が、結果的に上達の近道だと考えています。

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おわりに

以上が、いちごるレッスンのスイング作りの上でのキーワード「遠心力」についての考え方と見方を紹介しました。

いちゴルレッスンでは、スイングを見るポイントは実はあまり多くはありません。

主なチェックポイントは、

①スイングの始動の仕方(全体としてスムーズな始動になっているか、またはクラブヘッドの挙動に問題はないか)

②切り返しの時のクラブの動き

③フォローからフィニッシュまでのクラブの動き

と、大きく分けると3つくらいのフェーズでしか見ていません。

今回紹介したのは③の部分です。

①②➂はどれも重要なポイントにはなりますが、とりわけ③のフェーズで遠心力が見て取れるスイングが出来ているか否かは、レッスンする上での優先順位は高いです。

それは、スイングの本質ゼロでもお伝えした「ナチュラルで気持ちよいスイング」の結果が最もよく表れるのが「フォローからフィニッシュにかけてのクラブの動き」だと考えているからです。

皆様もご自身のスイングや同伴プレーヤーのスイングを確認するときに、「いちゴルでいうところの遠心力」に着目してみると、これまでとは違った発見があるかもしれません!

なお、①②についてもレッスン中は留意しながら進めていますが、文章や動画などで表現しづらく、なおかつそれを意識した瞬間に、意図した動きを引き出せなくなる可能性があるため、ここでは詳細には立ち入らず、それらが結果的に体得できるはずのコンテンツを紹介するにとどめます。

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