【ゴルフ上達マップ21】魔法のホース~練習ドリル⑤

一生楽むゴルフの基礎講座~通称・いちごる!がお送りする、ゴルフ上達の道しるべ21回目。

いちゴルレッスンでは、どなたにも効果のある汎用性、重要性の高いドリルを10個提案しております。

(☞【上達マップ05】

今回紹介するのは、知る人ぞ知る、「魔法のホース」です。

今を時めく若手女子ゴルファー、小祝さくら選手、笹生優花選手など、トッププロも愛用する練習器具。

ただ振るだけでスイングの本質を体感、体得できる練習器具は、スイング作りにおいてはとても役に立つものだと思っています。


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いちごる練習ドリルについて

ゴルフ上達マップにおいては、ゴルフ上達のための「2×2の本質」を紹介しております。

これら4つの本質は、ゴルフスイングを整えて「ナイスショットの再現性」を高め、また、ラウンド中に特に重要になる考え方を習得し「ナイスラウンドの再現性」を高めるためのものです。

一方で、これらはあくまでも「知識」であり、実際に「出来るようになる」ことこそが重要なコトです(頭ではわかるのだけれど~、では意味がない)スイング面において、「分かる」を「出来る」にするためのヒントが、「いちごる練習ドリル」になります。

いちごる練習ドリルは全部で10個あり、以下の順序で紹介しております。今回はその5番目の練習ドリルとなります。

①3連続素振り【上達マップ06】【上達マップ08

②右手離しスイング 【上達マップ12

③つまみグリップドリル【上達マップ13

④ロープ素振り【上達マップ14

⑤魔法のホース → 今ココ

⑥くるくる素振り

⑦でんでん太鼓ドリル

⑧PET ボトルぶらぶら素振り

⑨シャフト素振り

⑩元祖・うねりドリル

今回の練習ドリルは、知る人ぞ知る「魔法のホース 」を使った練習ドリル。

魔法のホースは、新宿インドアゴルフ・CEOの長井薫 氏(通称:キャロさん)の、数あるオリジナル練習器具の代表作の1つ。

いちゴル練習ドリル④「ロープ素振り」は、何を隠そうこの「魔法のホース」からヒントを得たもの。

「柔らかいものを振る」という練習は、ただ単にゴルフクラブでボールを打つだけでは得られない気付きを与えてくれるものです。

ロープ素振りは、簡便的にその効果を得るには良い練習方法ですが、本家には本家にしかない効果があります。

魔法のホース~主な効果

①遠心力を体感するやはり、いちゴルにおいて重要視している、「遠心力」を体感できることが一番の効果にあげられるのではないでしょうか。ちなみに、魔法のホースの真ん中には鉛が仕込まれており、適度に先端に重みがあることから遠心力をより感じやすい設計になっています。

②音の効果絶妙な長さと太さ、ホースの材質により、ホースが加速して振られた際に、空気を裂く音が出ます。正しく振ればこの音がインパクト以降に鳴るはずで、ナイススイングのガイドとなります

③左右の手の正しい使い方を確認できる点魔法のホースの振り方のところで記載しますが、左右の手でそれぞれ別のグリップを握り、両手を20〜30センチ離した状態でスイングをすると、左右の腕の使い方を確認できます。左右の手がそれぞれの役割を逸脱している場合、うまくスイングをすることができません。

コトバで説明するのは難しいですが、何よりもホースを気持ちよく振れるようになれば、そのホース素振りの後にクラブをスイングすると安定したショットが打てることを実感できるはずです。

理屈よりも感覚を体に覚えさせてくれるところが、魔法のホースの魔法たる所以だと思います。

魔法のホース練習方法

①通常通り持ってスイング2本のグリップを縦に重ねて握り、通常のゴルフスイングを再現する素振り

ホースの中間にさりげなく仕込まれている鉛の棒による重みで、遠心力を体感できる練習方法。

②2本のグリップを左右の手でそれぞれ握ってスイング

初心者のうちはスイング中に(多くの人にとっての)利き腕である右腕が悪さをしてしまっており、それがスイングにエラーを引き起こしているケースが多いです。

魔法のホースを「2本のグリップを離してスイング」すると、そのウィークポイントを明らかにしてくれるとともに、弱点補強の練習をすることができます。

③右手離しスイング

いちごる練習ドリル②を魔法のホースで実践するのも効果的です。右手を離すことにより、「右手の悪さ」を取り除くことができ、結果として遠心力をうまく働かせられた、フォローの大きなスイングを実現できます。これはインパクト以降に左腕が縮こまってしまうスイング( いわゆるチキンウイング) になってしまってる方にもお勧めの素振りです。

その他、右片手だけで振ると「タメのあるスイング」を体感できますし、もも上げ連続素振りをすることで、「遠心力を働かせながら、地面反力の活用する方法」も体感できるかと思います。

まとめ

今回は、ゴルフ上達マップでいうところの「ゴルフスイングの本質」に関わる練習ドリルを紹介しました。

上達マップは迷子にならないための地図のようなものですが、これだけでは目的地にはたどり着けません。

魔法のホースをはじめとしたいちゴル練習ドリルは、地図に書いてある目的地に達するための「羅針盤」のようなもの。

また、いちごる練習ドリルは、必ずしも最初から上手にでき、その意味・効果がすぐにわかるほど簡単なものではないものもあります。

ですが、それらはどなたでも必ず出来るようになるはずのものですし、出来るようになれば「ナチュラルで理にかなったスイングをする感覚がどんなものか」を感覚的に理解できるものばかりです。

生まれたばかりの赤ん坊は、歩くことはおろか、自分の足で立つこともできません。

それが、寝返りを打つことから始まり、掴まり立ちを覚え、2,3歩進んでは転び、たどたどしい歩き方を覚えたかと思えば、やがてスタスタ歩くようになり、いつの日か、親よりも速く走れるようになったりします。

諦めたら練習ドリルの本当の効果が分からないままです。それは、すなわち「ナイススイングを身につけるための羅針盤」を投げ捨てて、一朝一夕にはいかないゴルフ上達の森の中をさまよい歩くのと同じです。

ぜひ、過去のいちごる練習ドリルももう一度復習し、積極的に練習メニューに取り入れていただければと思います!

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