【ゴルフ上達マップ30】ラウンドでのリズムの乱れ の対処法1~「意識」すべきこと

一生楽むゴルフの基礎講座~通称・いちごる!がお送りする、ゴルフ上達の道しるべ30回目。

練習通りにいかないワケその3は、「リズムの乱れ」。前回は、この「リズムの乱れ」に対処する2つのアプローチを紹介しました。

それは、

①「ボールをコントロールする意識」を持ち続けるコト

②「歩きながら振るかのようなスイング」を身につけるコト

今回は、①「ボールコントロールの意識」について具体的に紹介します!

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ラウンド中にミスをする最も単純な原因~「力み」

いちゴルでは、ラウンドで練習通りにいかないワケを4つにまとめています。

このうちⒸリズムの乱れは、ラウンド中のミスにかなり大きく関わっていると考えられます。

誰しもゴルフをしていれば言われたことがあると思います。

「力まないで! !」

と。

いちごるでは、「リズムの乱れ」は、基本的には「力んでいる」状態と同義と考えています。

また、「手打ち」や「打ち急ぎ」という表現ともほぼ同義です。

ラウンド中に大きなミスが出たときに、動画をとってあれこれ分析するのも時には有効かもしれませんが、スイングは練習中とラウンド中とで急に大きく変わることはありません。

大抵は、「ただ単に力んでいるだけ」です

そもそも、初中級者(一般アマチュアゴルファ)は下半身から連動する理にかなったスイングができていない場合が多く、もともと「(理にかなっていない)力んでいる」スイングをしています。

なので、ラウンドで常に初中級者の思い描くナイスショットできるほど理にかなったスイングを身につけるのには、少し時間を要します。(=残念ながら、即効性のある提案はできません。そして、これについては次回説明いたします。)

ただ、現状のスイングを前提にして、少しでもこのⒸリズムの乱れによるミスを減らすことが出来ます。

リズムが乱れる4つの状況とその原因となる「意識(欲求)」

「力まないで!」というアドバイスや、「力んではいけない!」という自戒から、ラウンドで力まないように意識している方も多いと思います。

ですが、5アイアン、UT 、フェアウェイウッド、さらにはドライバーを持った時には…アドレスで「力まないように…」と思いながらスイングをし始めた次の瞬間。

!!!!????

気付いたらボールは思い描いた弾道ではなく、力なく地面をコロコロ(もしくは大きく右に、左に…) という経験を1ラウンドに少なくとも1度は(そして1度ならず度々)あるのではないでしょうか。

その時、スイングする直前の意識とは裏腹に、「あぁ、また力んでいた…」ということはよくあると思います。


これらの意識はナゼ、もろくも崩れるのでしょうか。

どうしたら対処できるのでしょうか。


この問題に対しては、「いつも通り振る」意識を保つために「場合分け」をして対処することが、一つのヒントになります。

「場合分け」とは、全てのショットを一様に考えるのではなく、どのような時に、より力みやすいか、を考えることです。

《一般アマチュアゴルファーの傾向》

①短いクラブ(ショートアイアン)よりも長いクラブを持った時の方が力みやすい(基本的に長ければ長いほど力む度合いが強い)

② 同じクラブでもティショットはやはり力みやすい

③同じクラブでもグリーンオンを狙う場合は力みやすい

(きっちり事前の練習で準備が出来ている場合)コントロールショットよりもフルショットの方が力みやすい

①長いクラブは力みやすい

これは、「飛ばしたい」という欲求がどうしても働くため、長いクラブの方がミスが大きくなります。

長いクラブは、クラブヘッドの重さの関係から、もともと「遠心力を活用した理にかなったスイング」が難しいクラブになります。それに加えて、この「飛ばしたい欲求」が作用し、より大きなミスを誘発するスイングエラーをしてしまいます。

同じゴルファーがゴルフをするとき、ボールの飛距離を決めるのは、その人のスイングの強弱ではなく、クラブが決めます。

例えば、PWとドライバーでは同じスイングリズム(力加減)でスイングした場合、ドライバーはPWの約2倍の距離が出ます。

なので、一般的なアドバイスとしては「力まないで、他のクラブと同じように振って!」と言われることもありますし、これは「正しい」アドバイスではあるのですが、一方でこのゴルファーにどうしても付きまとう「飛ばしたい欲求」を無視することはできません(少なくともその欲求をコントロールできるようになるまでは)

②同じクラブでも、ティショットはやはり力みやすい(特にロングホール)

例えば、「このホールは、保守的に5Wにしよう! 」と考えても、思いの外大きなミスが出てしまい、「これならドライバーを使った方が良かった」という経験をしたことのある方も多いと思います。

ですが、一般的には、フェアウェイでレイアップ的にスイングする場合に比べて、ティショットは緊張しがちです。

その要因は、「1打目をミスしてしまうとまた大たたきする…」「そうすると周りに迷惑をかけてしまう…」といった「不安」によるものが大きいかもしれません。そしてこれは、ロングホールにおいてとりわけ大きなものになります。

そもそもロングホールは、上級者の方にとっては「チャンスホール」であり、安全にパーを取りたいし、出来ればバーディも狙いたい、と考えるケースが多いです。

ですが、初中級者の多くの印象は、「ロングホールはキケンなホール」、「ショートホールはチャンス」と思いがちです。

このロングホールとショートホールの印象に、初中級者のティショットに対する不安が現れているのではないでしょうか。

③同じクラブでも、グリーンを狙う場合はより力みやすい

これも、フェアウェイからレイアップする場合に使用する7アイアンと、グリーンを直接狙う場合の7アイアンでは、後者の方が力みやすいです。

また、これはミドルアイアン以上に限りません。

ショートアイアンやウェッジ(アプローチも含む)は、本来大きなミスは生じにくいはずですが、  グリーンを狙ったPW でのコントロールショットがトップしてしまい、グリーンを大きくオーバーする、ということも多いです。

これは「グリーンに乗せたい! 」という強い思いが、リズムを狂わせてしまうことによります。

④フルショットの方がコントロールショットよりも力みやすい

こちらも初中級者にありがちな現象になります。

そもそも、初中級者のフルショットは、通常の理にかなったスイングの結果を超えて、「振りすぎている」ことが多いです(これをいちゴルでは「フォロー側にオーバースイング」と言っています)。

一般アマチュアゴルファー(特に男性)の多くは、「フルショット= フルパワー」というスイングをしがちです。これは気を付けていても、フルショットをしようとした瞬間に(無意識レベルで)飛ばそうとしてしまうこととが多いように見受けられます。

いちごるでは、コントロールショットもフルショットも「スイングリズム・力加減は変えないように」心がけてもらっています。要は「フィニッシュを取る位置」 の違いでしかないのです。

「リズムの乱れ」を克服するためのステップ~短い番手から・コントロールショットで・フィニッシュ静止

いちごるでは、以上のリズムを乱す4つの状況を踏まえて、以下の観点でラウンド中にスイングを確認してもらっています。

①いきなり長いクラブでリズムの乱れを克服するのではなく、短いクラブから克服していく

②いきなりフルショットでリズムの乱れを克服するのではなく、コントロールショットの度合いを調整していく

③フィニッシュ静止は、常に心がける

「リズムの乱れ」は思いのほか厄介で、「ドライバーのフルショットで力まないようにする」を目標に一生懸命練習やラウンドで心がけてもかなり難しいです。特にラウンドでは不可能に近いです。

上述した通り、「スイングを始める前のアドレスの段階で強く意識していたとしても、スイングを始動して気が付いたら力んで大きなミスに」は繰り返されます。

いきなり高い壁を乗りえようとするのではなく「できることから少しずつ始めていく」のがいちごる的な解決策です。

①使用するクラブは9アイアンから始めましょう

9アイアンはウェッジを除けば一番短いクラブで、したがって遠心力を活用したスイングを行いやすく、多少リズムが乱れたとしてもショットに影響を与えません。

ここから「ナイススイングしたら結果的にナイスショットになる」という感覚を養っていきましょう(= 「あぁ、ゴルフって飛ばそうとしなければミスは出ないんだ」という感覚)

②スイングの振り幅フルショットではなく、コントロールショットを心がけましょう。

この時、コントロールショットもスイング幅に応じて段階を分けます。例えば、PWのフルショットが120ydの方の場合、110ydくらいのコントロールショット、100ydくらいのコントロールショットと、さらに振り幅を押さえた80~90ydくらいのコントロールショットが出来るようにしておきたいです。

いちごるでは、これらのスイングを、コの字スイング(上記110ydのショット)、L字スイング(上記100ydのショット)、10-2時スイング(上記80~90yd)のショットと呼称しております。

※コの字/L字スイングについては【ゴルフ上達マップ19】参照

※10-2スイングについては【ゴルフ上達マップ18 】参照

基本的にはスイング幅が大きくなるほどリズムが乱れやすいため、9アイアンのコの字スイングでミスが出るようなら、L字スイングや10-2スイングに立ち戻り、ボールをコントロールする感覚(= スイングをコントロールする感覚)がどのようなモノか、体で覚えていくことが効果的です。

③フィニッシュ静止 を心がけましょう

リズムの乱れは、基本的にはフィニッシュにあらわれます。リズムが乱れダウンスイング以降、「スイングする」というよりは「ボールを打ちに行く/当てに行く」動作が入ってしまうと、フィニッシュは気持ち良く静止できなくなります。

ただ、逆に「フィニッシュを気持ち良く静止する意識」を持っておくと、スイング中の意識が「インパクト」ではなく、「スイング全体」に移りやすいので、結果的にナイススイングになりやすいです。

以上の通り、まずは短いクラブからコントロールショットでフィニッシュ静止を心がけ、さらには意図した距離をキャリーできているか?ということを実践していくことにより、リズムが乱れにくいスイングになっていきます。

また、そのためには「コントロールショット」をマスターする必要があります。

コントロールショットはフルショットに比べ、本来ミスがより少なくなるはずのものです。ただ、練習場でフルショットしか練習しない方にとっては、中途半端にスイングを操作するかのようなコントロールショットは難しく感じられるかもしれません。

ですが、スイングをコントロールし、ボールを意図したところに運ぶことを心がけてコントロールショットの練習を心がければ、必ず安定したスイングが身に付いてきます。コントロールショットに自信が持てれば、リズムの乱れを克服できる大きな一歩になると思います。

まとめ

今回は、Ⓒリズムの乱れの対処方法を、「意識」にかかわる部分で説明し、その考え方や技術的なヒントを紹介しました。

コントロールショットを再現性高くできるようになるためには、確かに練習が必要です。

ですが、勇気をもって「短い番手」を持ってみること、コンパクトなスイングを心がけること(=コントロールショット)、フィニッシュを静止すること、はすべて「意識」すれば出来ることでもあります。

また、このような対応は「せっかく楽しみにしていた憧れのコース」では確かにやりにくいでしょう。(自由に番手を選び、自由にスイングしてベストスコア目指して楽しみたい)

なので、例えばショートコースに「9アイアン以下だけ」を持っていき、上述した観点でラウンドしてみることをおススメします。

その時に、「ゴルフってこんなにミスが少なく回れるもんなんだ」という経験が出来れば儲けたものです。

自分も驚く飛距離と安定性のある「本当の」ドライバーショットは、その延長線上にあるものだと思います。

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