【ゴルフ上達マップ25】ラウンドで練習通りにいかないワケ2~Ⓑ傾斜を含むライの影響

一生楽むゴルフの基礎講座~通称・いちごる!がお送りする、ゴルフ上達の道しるべ25回目。

「ラウンドで練習通りにいかないワケ」シリーズ各論としては2回目。

それはⒷ傾斜を含むライの影響です。

この影響は、思いの外大きく、本人の自覚していないところで大きなミスの原因となっているかもしれません。

「ライ」というと傾斜に限らず、ラフ、ディボット、バンカー、ベアグラウンドなどなど、様々な状況が関係してきますが、今回はとりわけ「傾斜への対応」について紹介します。
傾斜への対応は、ゴルフ「ゲーム」の本質②~ゴルフは「リスクをコントロールする」スポーツ~であることを実践していくためにも重要になります。

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傾斜も大きなリスク要因

前回は練習場とゴルフ場の状況の違いとして、「人工芝マットと天然芝」の状況を紹介しました。

今回も同様に、「傾斜の有無」という観点で、練習場とラウンドでは大きく異なります。

前日の練習では気持ち良くナイスショットを連発していたのに、翌日のラウンドではチョロダフリ、ひっかけ、さらにはシャンクと、練習ではありえないミスを連発することがあります。

この要因の1つは、前回紹介した「Ⓐボールの位置・アドレスの向き」である可能性もあるし、今回紹介するⒷ傾斜を含むライの影響かもしれません。

ただ1つ注意したいのは、「傾斜の影響は皆様の思っている以上に大きい可能性がある」ということです。一般アマチュアゴルファーは、スイングするのも不安定なほどの急傾斜は傾斜と認識するものの、傾斜があるかどうかすぐには分からない微妙な傾斜の場合は、「傾斜と認識せずに」打っている可能性があります。

初中級者であるほど、少しの傾斜、例えばつま先上がりでも、大きくダフることもあるし、フルショットすると大きくフックする可能性があります。

こうして「傾斜と認識せずに」起こったミスについて、スイング自体に原因を求め始めると、必要のないスイングの微調整をしてしまい、スイングが崩れていって何もないところでもミスをするようになってしまいます。

ゴルフ「ゲーム」の本質②の観点から~4つの基本の傾斜パターンを確認する必要性

ひとたびゴルフ場に出れば、様々な傾斜の状況が存在します。

ですが、いきなし複合的な傾斜の対応を考える前に、まずは4つの基本パターンを頭に入れておきましょう。

これは、【ゴルフ上達マップ22】ゴルフ「ゲーム」の本質②~ゴルフは「リスクをコントロール」するスポーツ、という観点からも重要です。

なぜならば、4つの傾斜のパターンには、それぞれ出やすいミス(ダフリ、トップ)、出やすい球筋(フック、スライス)があります。

それを知っていれば、例えば「スライスが出やすい状況」にあれば、実際のターゲットよりも左に狙いを定めてスイングすることにより、ミスと付き合いながらラウンド出来るようになります。

これが、ゴルフゲームの本質②で説明した、「ミスした場合の影響を最小限に抑えるための対処」になります。

4つの基本傾斜パターン

ここでは、傾斜の基本パターンごとにリスクとその対処方法をお伝えします。それに先立って、まずは傾斜がある場合の全般的な注意事項を確認しましょう。

(0)傾斜がある時全般に共通のこと

傾斜がある時点でミスの可能性は高まります。むやみにピンを狙ったり、距離を稼ごうと思わず、次の1打のために体制を整えること(いわゆるレイアップ)を第1に考えましょう。

そのためには以下の点に注意する必要があります。
・コントロールショット(時にはハーフショット)で振る

大振りしないことが大事。

また、「そのスイングなら、フルスイングより確実にミートできる」という自信を持てるように練習でしておくことが大切です。

打ち方のイメージはこちら☞【ゴルフ上達マップ19】2つのコントロールショット

・クラブ選び

強烈な傾斜では、もはやピンを狙ったり、距離は望めません。普段なら7アイアンのところを、9アイアンやPWにして確実にボールを運んでください。


また、コントロールショットなのでそもそも距離は落ちます。その番手の普段の距離の7割がけのは距離でも飛べばOKという意識が大切ですね!

(1)つま先上がり

・出やすい球:左への引っ掛け(フック)

・出やすいミス:ダフリ(ボールが通常より体に近い位置にあるから)

・対処方法:

❶通常よりボールは体に近い分、クラブは短く持つ

❷コンパクトなスイング(L字スイング)で

❸フックを考慮して目標よりも右狙い


(2)つま先下がり

・出やすい球:スライス(右へ飛ぶ)

・出やすいミス:トップ(ボールが通常より低い位置にあるから)

・対処方法:

❶通常よりボールは体から遠い分、膝を曲げて腰を落とす(スイングの最下点をボールの位置に合わせるため)

❷コンパクトなスイング(L字スイング)で

❸スライスを考慮して目標よりも左狙い

(3)前足上がり

・出やすい球:どちらかというとフック

・出やすいミス:どちらかというとダフリ

・対処方法:

❶傾斜なりに構え(右足体重になる)、傾斜なりに振る

❷体重移動はせず、コンパクトなスイング(L字スイング)で。右足体重に残ったままスイングせざるを得ません。(結果としてフックが出やすいです)

❸フックを考慮してやや右狙い

(4)前足下がり

・出やすい球:どちらかというとスライス。なおかつ低いボールが出やすい

・出やすいミス:どちらかというとトップ

・対処方法:

❶傾斜なりに構え(左足体重になる)、傾斜なりに振るボールはもともと高さを出せないので、無理にボールをあげようとせず、低い弾道をイメージして、インパクト後も斜面なりに低く長いフォローを意識すると良いです。
❷体重移動はせず、コンパクトなスイング(L字スイング)で
❸スライスを考慮して目標よりも左狙い

まとめ

ラウンドでのミスはゴルフにおいては付き物です。

なぜなら、練習場と異なり、ゴルフ場はゴルファーにいつも通りのスイングをさせない状況を作り出しており、簡単には攻略できないようになっているからです。

したがってラウンドで練習通りにいかないことはある程度仕方のないことなのです。


ですが、一方で「ドライバーでチョロして50ydしか飛ばなかった」、「練習場では出なかったようなスライス(シャンク)が出て、結果OBだった」などの「大きなミス」は、適切に対処すれば防げるはずだと考えています。

そのためには、ミスを分析できる冷静な判断力が大切になっています。

分析のための考え方の枠組みは、数が多いわけでもなければ、複雑でもありません。

いちごる的には、たったの4つです。

ですが、これを徹底的にマスターしていただかなければ、すぐに「ナイスショット症候群(なんでもナイスショットを目指してしまう)」に陥り、大きなミスをしてはそれを冷静に分析できない悪循環に陥ってしまいます。

ゴルフは「ミスのスポーツ」とはよく言われますが、適切に対処すれば、「想定外の大きなミスが頻発するスポーツではない」ということも覚えておいて、「質の高いゴルフ」を目指しましょう。

ラウンドで練習通りにいかないワケ~「傾斜への対応」をマスターすることは、そのための重要なステップです!

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