【ゴルフ上達マップ34】元祖、うねりドリル~練習ドリル⑩
一生楽むゴルフの基礎講座~通称・いちごる!がお送りする、ゴルフ上達の道しるべ34回目。
今回は、いちゴル練習ドリルシリーズの全10個の最後のドリルを紹介します!いちごる練習ドリルは、ゴルフ「スイング」の本質を体得するために厳選されたドリル。
今回は、私が考案したモノ、ではなく、スポーツ上達工房『上達屋』代表・手塚一志氏が1990年代に考案したもの。
かの有名な元広島カープ、現メジャーリーガーの前田健太投手のマエケン体操の原型ともなったドリルも含まれます。
その効果は、ゴルフだけでなく、野球やテニスにも効果的だと思われますので、これらのスポーツをされる方はぜひ取り入れてみてください! !
元祖、うねりドリル
ゴルフでいう「うねりドリル」といえば 、三嘴プロのドリルが有名ですが、僕にとっての元祖・うねりドリルは、野球の分野で知る人ぞ知る手塚一志 さんの方。その中でもゴルフに効果のありそうな2つを紹介します。
ゴルフスイングとの関連性は、少なくとも「体幹の動きが主で、体の末端はそれにつられて動かされるもの」という共通点はあると思ってます。また、体幹につられて肩関節がナチュラルに内外旋がなされる動きもゴルフと同じ。
リキまず、しなやかにできるようになると、ゴルフスイングの動きに良い影響があると考えています。
うねりドリル①~サークルスクラッチ
日本が世界に誇る名投手、マエケン(前田健太)が取り入れてるマエケン体操 の原型。本家本元、手塚一志 さんによる解説動画はこちら
いちごるによる解説動画はこちら
これも主には野球の動作(特にピッチャーの動き)のための体操だけど、どことなくゴルフにも共通するもの(右腕・右肘のタメ)があるかな、と思ってます。少なくとも、この動きも手先は受動的に動かされるという意味ではゴルフスイングと共通していると思います。肩こりにも効きそうなのでぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
《方法・コツ》
・サークルスクラッチの名の通り、肘で円を描くようなら動き
・ただ、肘を意識的に動かすというよりは、腰→肩と動かされるのにつられてヒジも自然と円を描く感じ、が正しいサークルスクラッチかなと思います
うねりドリル②~だだっ子
うねりドリルの2つ目は、だだっ子。
その名の通り駄々をこねる子供のように体幹の動きが手先に連動して伝わっていく感じで動かせるとよいです。
本家本元、手塚一志さんによる解説動画はこちら
いちごるによる解説動画はこちら
※僕が高校時代に見聞きした方法と、現在の方法は多少変わっているように見受けられます。僕としては過去見聞きした方法の方がしっくりくるので、受講生にはこちらをお伝えしております。
《方法・コツ》
・両手に重り(ゴルフボール3つくらい)を持って、膝は軽く曲げてバランスよく動けるようにする。
・上半身は脱力はする(特に肩から先は体に付いてるだけ)
・リズミカルに骨盤を回転させる動きが、背骨→肩→ヒジと伝わり、先端の重りを持った手は、それに遅れて体に自然と巻き付くようになる
まとめ
今回でいちごる練習ドリル全10個はすべて紹介されました。
【ゴルフ上達マップ05~いちごる練習ドリル概要】でも紹介した通り、これらのドリルは、聞いたその場でできるとも限らない、少し難しいモノも含まれています。
ですが、これらは出来るようになれば、スイング全体を整える強力な武器になります。
そして、これらが出来ているかどうか?の判断基準は、それをやって「気持ち良い/心地良い」感覚があるかどうか、という点です。
粘り強く取り組んでいただき、1つでも多くのドリルをマスターし、スイング調整に役立てていただければと思います!
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