【ゴルフ上達マップ13】つまみグリップドリル~練習ドリル③
一生楽むゴルフの基礎講座~通称・いちごる!がお送りする、ゴルフ上達の道しるべ13回目。
いちゴルで最も大切にしていることは、「ナイスショットよりもナイススイングを!」という「形にこだわるのではない、ナチュラルなスイング(=ナイススイング)」を前提としたゴルフ。
今回は、いちごる練習ドリルその3として、「つまみグリップドリル」を紹介します。
このサイトで紹介しているのは、「2×2の本質」とそれに付随した知識とそれを実際にでできるようになるための練習ドリル。
2×2の本質をはじめとした知識が、「上達のための地図」であるならば、それを身につけていくための練習ドリルは、地図を見ながら目的地に到達するための「コンパス」のようなもの。
このドリルは、コンテンツを見てすぐに出来るようになるとは限らないですが、これを習得すること=ゴルフスイングの重要な基礎を習得すること、と位置付けております。
ぜひ、チャレンジしてみてください!
(初めていちゴル上達マップをご覧になられる方は、まずは「◆いちゴル上達マップの見方(☞LINK)」をご覧ください。)
Contents
このドリルの効用
つまみグリップドリルは、「つまむ※」というよりは、クラブを握る左右の手の薬指と小指を外した状態でクラブを握ってスイングする(そして実際にボールを打つ)ドリルです。
※少しドリルの名前に語弊があります
このドリルとゴルフ「スイング」の本質との関連は、最も大きいのは「遠心力」になります。
また、一般的に言われる「ゴルフに力はいらない」ということの意味を体感できるドリルでもあります。
ゴルフに力はいらない、という点については、男子プロゴルファーよりも女子プロゴルファーを観察してみるとよく分かります。
たまに雑誌でも取り上げられますが、女子プロゴルファーの中には確かに腕力が男性並みの方もいらっしゃいますが、そのほとんどは、一般的な女性の身体能力とさほど変わらない場合が多いです。
少なくとも、一般男性の方が基礎的な身体能力(例えば、背筋力や握力など)は秀でています。
それなのに、ドライバーの平均飛距離は女子プロゴルファーの方が一般の男性のアベレージゴルファーよりも飛びます。
これは、「力以外の何か」が重要である証であると思います。
このドリルで「ゴルフには力はいらない」ということを体感してもらい、より効率的なスイングを習得するヒントを得てもらえればと思っています。
つまみグリップドリルの練習方法
①普段のグリップから両手とも小指と薬指を離して、両手の間が空いたところを詰めて、親指・人差し指・中指で、まさに「つまんだだけ」のようにグリップした状態でスイングするドリルです。(使用クラブは9I)
②最初から地面に置いたボールを打つのは難易度が高いので、まずは素振りを3〜5回してみて、「こんな感じ(※)かな?」と思えたら、少しティーアップしたボールを素振りの通りに振ってみます。
・素振り通りに振れなかったり、素振り通りに振れてるのに上手く飛ばなければ素振りに戻ります。
③上手く打てるようになったら地面にボールを置いて振ると良いと思います。
最初は、左右に曲がったりして不安定かもしれませんが、慣れてくると(※)方向性も飛距離もかなり安定してくると思います。
こうなれば、その時の体の使い方(腕の力加減や役割、振り下ろされてくるタイミング)が、正しい状態になっていることが多いので、その時の体の使い方やクラブの重みを、通常のグリップで振る時も再現できるようになると、スイングがより安定するようになるかもしれません。
特に、グリップのプレッシャー(握る力)は、クラブを放り投げてしまわない程度であればよく(というか、そうである必要がある)、通常グリップで打つ時もそれくらいソフトに握ってよいということがわかるかと思います。
コツを掴むにはとにかくつまみグリップで振ってみて、
- 上手く打てるにどうしたらいいか?
- 力が入りすぎていないか?
- 先端に遠心力による重みを感じるか?
- 上手く打てた時のタイミングはどんな感じか?
- フィニッシュは静止できているか
と言ったことを試していけば徐々に打てるようになってくると思います。
まとめ
- ゴルフスイングの本質との関連では「遠心力」体感型ドリル
- また、「ゴルフスイングには腕力はいらない」体感型ドリルでもあります
- ドリルをするときはクラブを放り投げてしまわないように
- 慣れてくると、面白いように同じところにキャリーできるようになります
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