【ゴルフ上達Tips集#02】左右足開きスイング

ゴルフ上達Tips集その2は「左右足開きスイング」。

これは何を隠そう、いちごるレッスンの体験レッスンでも必ず伝えているドリルで【いちごる上達マップ】シリーズに含めても良かったのではないかといえるほど重要なもの。

スイングの本質にもかかわる部分であるため初心者の方に重要であるのはもちろんのこと、本来はこの動作を取り入れる方が「打ちやすい」はずですので、中級者以上の方でもこの動作をすると「打ちにくい」と感じる場合は、スイングにエラーが生じている可能性がありますので、取り組む価値はあります!

※いちゴル上達Tips集シリーズは【いちゴル上達マップ(全35回)】の内容をベースとしています。上達マップシリーズをご覧になられていない方はまずはそちらから理解・実践していくことが効果的です!

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左右足開きスイング~上達マップとの関連

いちごるレッスンでは、ゴルフ「スイング」の本質として2つ伝えています。今回のドリルはそのうちの1つ「歩きながら振るかのようなスイング上達マップ03】」に関連します。

歩きながら振るかのようなスイングの原理としては以下の動画を紹介していました。

【上達マップ03】歩きながら振るかのようなスイングの「原理」参照(0:00~0:30)

このような原理でスイングを始動させたいための一つの工夫が、今回の左右足開きスイング。

また、この上半身主導ではないスイング全体が調和されたスイングが、ラウンドで練習通りにいかないワケの最も克服に時間のかかる[Ⓒリズムの乱れ/Ⓓプレッシャーの存在]に対する有効な解決策になるのです。

また、上図にある通り「歩きながら振るかのようなスイング」の習得方法としては、既に紹介した修正版3連続素振りも効果的ですので、そちらの投稿も参考にされてください↓↓↓

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練習ドリルの説明

方法はいたって単純で、以下の通り。(番手は9アイアンくらいから試すのが良いかと思います)

  • いつも通り足を開いてアドレスを取るのではなく、両足を閉じて構える。
  • そこから、(右打ちの場合)左足をまず開き、次に右足を開いたら、その流れの中でスイングを始動します。
  • スイング後はフィニッシュ静止

実際のスイング動画は、こちら↓↓↓

 次に、この動作を取り入れたスイングをする意図について説明します。(ちなみに、これをやるだけで「打ちやすい」と感じることができた方は、次の「意図」は読まなくてもよいです) 

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練習ドリルの意図

左右の足を開く動作の流れからスイングを始動する理由は、上述した「歩きながら振るかのようなスイング」の原理を利用したいからです。なぜなら、ゴルフスイングを難しくしている1つの要因は、スイングの始動部分だからです。

ゴルフはボールが止まっているため、どうしてもアドレスで体が固まってしまいがちで、その「静」から「動」になるところでスイングエラーが発生しやすいです。(なんと、多くの人のミスショットの原因はスイングのスタートにある!)

歩きながらの原理にある通り、止まっている振り子何も力を得なければ止まったままです(これは振り子とは言わないかもしれませんが)。それを動かすためには、腕力で始動するか、その他の力を利用するか2つしかありません。

ここで、腕力を使ってクラブを動かし始めてしまうと、その後もずっと腕力を主体としてスイングをしてしまいがちです。(これをいちごるでは望ましくない動きとしての「手打ち」と言っています)

これを回避して、出来る限りクラブを受動的に動かし、結果として遠心力を活用したスイングにしたい意図で、左右を足開く動作をきっかけにスイングを始めます。もしも、アドレスした位置にボールがなかったならば、左右の足を開く動作によって、振り子運動がスタートし、クラブが受動的に動いていくはず。

このイメージをもって、上半身から余分な力を抜いて左右足開きスイングをすると「普通にスイングするよりもなんだか振りやすい」感覚を得られることが多いです。この「感覚」がわかる方は、積極的に練習の時に取り入れていただきたいですし、逆に「これだと打ちにくい」と思われてしまう方は、スイング動作に何かしらのエラーが生じている可能性があります。

最低限、「打ちやすいとは言えないけれど、まぁこれでも普通に打てるよね」の状態であることは、理にかなったスイングである条件といえるのではないでしょうか。

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その他のドリルとの併用

左右足開きスイングは、それをするだけで「歩きながら…」を体感できるドリルです。

このドリルは他の練習ドリルとも親和性が高く、すでに紹介してきた「いちごる練習ドリル10選」のうちとりわけ「遠心力3点セット」と併用するとなおよしです。

すなわち、

・右手離し×左右足開きスイング上達マップ12

・つまみグリップ×左右足開きスイング上達マップ13


とすることで、歩きながら振るかのように始動した上で、クラブヘッドは遠心力を活用しやすい状態でスイングできるため、まさにゴルフスイングの本質に即した練習ができます。

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